フォルトナ国城下で孤児として暮らしていたニナは、星の神のごとき深き青――瑠(liu)璃色の瞳を持っていた。
　　事(shi)故で亡くなったフォルトナ国の王女(nv)アリシャと同じ色の瞳ゆえ、第二王子(zi)アズールに見(jian)出され、ニナは王(wang)女に成り代わることを求(qiu)められる。
　　身代わりの星の巫女として、王女として、与えられた使命――
　　それは三月(yue)のあと、大国ガルガダの第一王子セトに偽(wei)りの花嫁として嫁(jia)ぐこと。
　　運命に翻弄されながらも、誰かに必要とされることに喜びを感(gan)じるニナ。
　　そのまっすぐな瞳が見(jian)ているものとは……。
　　愛する人を守(shou)る決意(yi)をしたとき、それぞれの運(yun)命が大きく動(dong)き始める!!